青い海に囲まれた美しい森の王国“イロトリドリ王国”。ここには、いろとりどりの個性あふれるトリ“イロトリ”たちが暮らしています。
イロトリたちは、飛ぶことができません。飛ぶ力を持っていることさえも忘れてしまったのです。
昔、まだ空を飛んでいたころ、トリたちは自分の個性を愛し、互いを尊重し合う自由なトリたちでした。王国の自然の中で宇宙の星と語らい、波のおしゃべりに耳を傾け遠くの世界の物語を楽しんだり、何もない小さな王国にいながら必要なすべてがあることを知っていた満ち足りたトリたちだったのです。
しかし、しだいに自分と周りの力を比べるようになり、自分の個性を否定しはじめました。愛すべき個性は悩みとなり、その苦しみにとらわれたトリたちは、やがてトリにとってもっとも大切な“飛ぶ力”さえも忘れていきました。
しかし、ある時舞い降りた鳥神国からの使い“サトリナ”の活躍で、イロトリたちは失いかけていた“飛ぶ力”をトリ戻していきます。
イロトリたちとサトリナの「約束の旅」が、このイロトリドリ王国で繰り広げられます。本来の“力”をトリ戻すための秘密がこの王国に秘められているのです。
鳥神国は、トリの神様の国。
鳥神たちは、羽をより大きく光り輝かせるために、この鳥神国から体験の旅「約束の旅」に出かけます。
“のぞみたま”という大きな玉の前で自分の望みを告げると、望みを叶えるための“約束”と、そして最もふさわしい“旅の行き先”がみちびかれます。
こうして鳥神たちは旅に出かけ、それぞれの場所で自分が望んだ体験を重ね、約束を果たし再び
鳥神国へかえってきます。そして、この鳥神国で羽を休めると、望みのままに、また新しい旅へと
出かけていきます。
「約束の旅」を繰り返し、鳥神たちは望む限り無限に成長を続け、鳥神国は、鳥神たちの光でより
いっそう美しく輝きます。
鳥神国は、鳥神たちの魂のふるさとなのです。


